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歐慶祥

Author:歐慶祥
(中文名は台湾の友人に名付けてもらいました)



Models:WW2を中心にAFV中心ですが、ストックがたくさんある積みモデラー。なんだかんだでドイツ戦車が多いです。最近は英軍戦車と歩兵の情景も作りたいと思案中。 艦船や航空機にもちょっかいだしてます。



Military:ちょくちょく軍装品集めてましたが、黒歴史化して放置したり処分したりで退却中。 たまにWW2中華民国軍をいろいろ(余波で英軍、現用台湾も)調べてはいます。




記事は筆者の知識不足もあり、随時加筆修正しています。お気づきの点ありましたら、指摘して下さると幸いです。

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台北2015

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2015年9月 饅頭を頬張る
北京に続いて、次は今年度も台北もブラブラ(2014年は台北と金門島散策しました)

抗戦70週年とはいえ、ほぼ毎年遊びに行っている(4度目




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例のごとく軍史館




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ことしは抗戦勝利70週年で蒋委員長の誇り高いマネキンが!
(やはりこういうものは大陸では見られなかった)



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どこかで見覚えのある1/35フィギュアを改造した上海戦ジオラマ
(自分もそろそろ國軍の情景作りたいと思って素材は買っているのですけども)



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国立博物館に大陸製アクションフィギュアの展示とは



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軍史館で時間をつぶし、事前にアポをとっていた場所へ



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今回は台湾の國軍研究グループの方と歓談してきました
中文筆談と簡単な英語と、中国語が入り混じって、スタバで抗戦トークしてる台湾人と日本人、異様な光景だ(!)


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試作中のキョウ造手榴弾を見せていただいた 鋳造弾殻の再現が素晴らしい
(ドイツ製M24手榴弾は中国では基本的に使用されていないのです 国内で模造した木柄手榴弾が多用されました)



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軍服や裝備まで売っていただきました (これで4種類の常服が揃ってしまった!)



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 そして初版の最後の一冊を売っていただきました。
 香港向けにも刷ってはいたそうですが、もうこの時はこれだけだったとのこと。
 ハードカバー、フルカラーで3kg以上はありそうな重量の情報量なのに800NTDという値段だから信じられません。
 (このために今回は荷物を軽量化済)

 というより、筆者ご自身とのことだったので、ついでに本の内容について丁寧に解説していただきました。謝謝!



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 この時は台湾も国勢調査シーズンだったらしく、頻繁にこのCMが



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軍史館にあったポスターで中正記念堂でも抗戦70週年の展示があるとのことで見学



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二次元委員長



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この年に描いた油絵とパネル展示といった具合でした。
ただ、戦域全体を網羅した立体地図の出来栄えが良かったです。



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土産物屋に誇り高い88師の兵士の人形があったので即買(意外と高かった)




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四川料理屋で麻婆豆腐に舌鼓を打つ



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チャンパオ仕立ててもらたりも
(文官裝備にも使える)



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98kを改造した中正式ありますね(要修正だけども)



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安物クオーツ時計、個人的に好きでネタでいつも買ってしまう
(おみやげ用にたくさん)

遊び用に壊しても痛くない安物だけど、クオーツとはいえ秒針がスモセコのものもあって、雰囲気は出せるかも。



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準大力
このビタミン炭酸好きなので、いつも買って飲んでしまう



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台北でも本屋で資料収集




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セブンで朝食



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中山堂でも展示をやっていましたが、映像資料とパネル展示。戦時中の台北の様子なども展示されていました。
途中で謎の彫刻展の展示室に入ってしまい見物したりも



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大刀隊(嘘)




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4度目の訪台にして初のミスターブラウン(ドトールとかイカリカフェは行ったのだけど)



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台風被害転じて名所となった例の屈腰郵筒も見物

こういうものを大らかに許容できる台湾の世論や行政って、個人的に好きなのです。(たぶん日本だと責任問題だとか野暮な追求が入って面倒なことになるから、こういうのは許容できなさそう)



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収穫



追記 : PPS中正式 ディテールアップ

ようやく主力小銃を得られました。

香港PPSの98kのショップカスタムですが、98k型のいらないボルト付近の窪みやらがあったので、北京で買い付けた小銃資料を元に改良

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埋め立て工事


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Gew98風のフロントバンドのフック(スリングを固定するのに使う)は、この刻印の中正式では無いものなので、手持ちのマルシン98kのバンドと交換(装着できた)

PPS98kがタ○カのコピーらしく、ガスボンベ兼マガジンやらボルトやら、両者共用できる…

(あらかじめショップでデチューンをお願いし翌日受け取り、初速証明と店の名刺を添付して空港へ。エアガンはあまり前例がないとかで戸惑われたものの預け荷物としてOK。ただ、ガスボンベ(タンク)はNGなのでここが難しいのですが、マガジンを取り出してガスが入っていないことを示して了解もらいました。(このあたりの裁量は担当者次第になる可能性があるかも)


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北京で買った資料によると、これは21廠(重慶・南京から疎開する前は金陵廠)で、兵工署の刻印から1943年以降のモデルのよう。
抗戦開始期ではありませんが、vz24ですらエアガンが無いので個人的には十分です。


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スリングも調達して装着
まだ気になる点はあるけどもひとまず好好


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國軍で抗日戰ごっこ

 

 働き始めてからあまりこういう遊びをしなくなっていますが、最近ちょこまか國軍で遊んでいたりします。

 

 

 9月に身内でひさびさに國軍で分隊を編成してみた時の写真。

 

 自分は中国に発注した軍官服を着て中尉という設定で遊んでました。

 一個分隊に軍官2名というアレな編成でしたが、統一感のある中央軍ができたように思います。

 兵の常服は左が比較的新しいロットのHIKI服ですが、右3名の兵は初期ロットでして、カーキの色味が微妙に異なります。光加減にもよるでしょうが、初期ロットのカーキの風合いはそこまで悪くないようにも見えます。

 

 (諸事情で1ゲームのみでやる気を失い、この時だけの編成に…。)

 

 

 

 

 かわってこちらは12月の川越でのヒスサバ時

 

 中央軍、地方軍、共産軍等含め2桁台と、思っていたより中華勢が多く意外でした。

 この時はあまりの寒さに四行倉庫籠城と称して、こうしてフィールド内の家屋に身を寄せているのですが、「四行倉庫」という戦史ネタも通じる参加者ばかりで頼もしい限りでした。

 

 

 

 

 撮影タイム時にフィールド内の塹壕で抗日戰期の報道写真風のネタを撮ってみることに。

 

 

 

 

 1938年 台児荘に迫る日軍に対し、國土保衛の迎撃戰を展開する國軍士兵

 

 

 

 

 陣地からの一斉射撃で日軍の攻勢を迎え撃つ

 

 

 

 

 近接戦に及び手榴弾の一斉投擲で反撃に応じる國軍

 

 (統一感のある装備でこういうネタ写真が撮れたのは、予想外の収穫でした。)

 

 

 

 

 

 

 塹壕で射撃するポーズを撮影した写真は、当時の写真でよく見られるシーンですよね。

 

 

 

 

 

 サバゲの方は、素直にサバゲとして遊んできましたが、久々にやってみて懐かしさも。

 このフィールドは初めてだったのですが、小山に塹壕、市街地もあって、ゲーム環境としてもエアガンの射程とマッチしていて、面白かったです。

  

 市街地の外にある塹壕が、日本軍が共産ゲリラを締め出すために築いた遮断壕に見えなくもないので、日中戦争をテーマにしたイベントがあれば、こういうところでやってみてもいいかもしれませんね。

 

 

 

 

 買ってからほったらかしだった電動ZB26も初投入。(マウザー拳銃使いたかったので、ほとんどこうやって友人に貸してましたが)

 高所から撃ち下ろして、その間に歩兵が漸次市街地に突入・・・という動きがありそれっぽくて楽しめました。

 

 

 いずれ有志で分隊編成して統制射撃とかもやれたら面白いだろうな、と思った次第でした。

 

 

(写真は他参加者の戴き物も交えて掲載させていただきました)

M35ヘルメット

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国民革命軍の徳式装備師の中央軍などでよく使用されたのがドイツ軍のM35などのヘルメットでした。
1936年までに中徳合作により31万5000個のM35ヘルメットが輸入されました。


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というわけで、手持ちのM35ヘルメットもドイツ軍仕様から国民政府軍仕様に変更します!



2012-02-20 04.17.37

デカールはプリンターで用紙に出力して自作。 (便乗して関係ないデカールも作っていますがお許しを笑)

実物写真を見た感じでは青天白日のサイズは直径35mmくらいでしょうか?
とりあえずそのサイズで作ってみました。


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もともとM35ヘルメットはドイツ軍用に使っていたのですが、SS装備はあまり興味がなかったので、最初から大戦初期に見られた陸軍の記章デカールをつけていました。
6年くらいつけていたのでところどころ剥がれていますが、日本の支那派遣軍を打倒するために全部剥がします!



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そして自作の青天白日デカールをとりつけてみました。
あとはつや消しクリアーを吹いてなじませて仕上げたいと思います。

あれ?ドイツ軍の時よりこっちの方がカッコよく見えるのですが。


兵であろうと将校であろうと状況中はヘルメットが基本ですので、ドイツ軍で使用できるヘッドギアが規格帽のみになってしまった点はやりづらくなったのですが仕方ありませんね。
余力が回ればM40や42あたりを買おうか考えてます。(いつになるか分かりませんが。)

マウザーピストル用ストック

中国から国際郵便が到着

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最近海外通販でよく目にするマウザーのストックホルスターのレプリカです。

やはり國軍ならばストックは欲しいところです。
中国製ストックが50ドルとお安いので買ってみたのでした。



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このレプリカ、博物館にあった実物とほぼ同じデザインみたいです。





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革ストラップは本体とまた違うデザイン
解放軍のAKスリングと同じアルミパーツでしたので、流用でしょうか。






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トイガンとの接続ですが、取付金具がマルシンやフジミのマウザーと寸法が異なったため、ヤスリで調整してなんとか取り付けられるようにしました。




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と思ったら、今度はストックへの収納も寸法違いでキツキツ
こっちも彫刻刀で削ってどうにか収納できるようにしました。




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というわけで今は絶版のフジミのマウザーをとりつけ。
HOPはかかりませんが、BV式のため連射ができる面白い銃です。マルシンのガスブローバックが出るまでは、『実銃と同様にちゃんと連射できるM712』といったらフジミのマウザーだったようですね。


ストック取り付けのレールはフジミの方がゆとりがあり、取り付けやすかったです。




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フジミマウザーの寸法はマルシンのコピーなので、どちらかの大きさに合わせてしまえばストック内にすんなり入ります。




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手持ちのモーゼルとそのグッズ。
マウザーはマルシンのリニューアル固定ガス、フジミ、ハドソンのモデルガンです。
ハドソン製はレールがただの溝なのでとりつけできませんし、寸法もやや大きいので収納も不可です。


革ホルスターはやはり実戦で使ってる写真を見かけないのが難点でしょうか。
戦後の解放軍ならば同型のモノは使ってるんですが・・・。




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モーゼル拳銃用チェストリグ

モーゼル拳銃用のチェストリグです。

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クリップに束ねた弾薬を収納するためのもので、マガジンは入りません。


これは12個の同サイズのポーチがついてるタイプで、スリングを背中でクロスして肩にかけた後、背面をベルトで締めるようになっています。
タイプはいろいろあると思いますが、中央から規定があったのかどうかも含めて全貌はよく分かりません。

a _23_


いずれにせよ、この銃を持っている兵士の多くがチェストリグを着用している写真がよく見られます。
(→ 国府軍のモーゼル拳銃)

ストックを装着して主力火器としても用いられたくらいですから、携行弾数も多めに必要だったのでしょう。



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ポーチのフタを止めているの実はバネホックだったのですが、これはオーパーツかも?


国民党軍 階級章

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国府軍の襟章一覧図だそうです。



2009_5_22_27565_9327565.gif

↑36年~42年ごろまで中央軍系の部隊で用いられた、綿製のカーキ夏期軍服の徽章装着例。
一応、八路軍や地方軍に多い水色軍服も若干ありますが、画像が小さいのでなんとも。





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受領した自作襟章。
http://blogs.yahoo.co.jp/g149162536496481/33277339.html



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とりあえず、自分は下士の階級章を希望し作ってもらいました。
なかなかいい出来。



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襟章や、師団章、名札に関しては取り付けもいろいろあるらしい。
襟章は後期からは襟の裏側に付けて隠していたとか。

師団章や名札は縫い付けもあれば、ピン止めしてることもあったようです。
戦闘中には防諜上の理由から裏返しにして、スローガンの記載されている方が見えるようにすることもあったようで、簡単に付け替えられるようにするためのピン止めみたいですね。

あと、襟章や師団章は表側ながら、名札だけ裏にしているといった着用例もあるようで、このあたりの基準はよく分かりません



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いずれにせよ、兵用の名札は持っていないので、名札に関しては裏返しにして使うしかなさそうです。
スローガン部分は印刷会社以外はだいたい共通の模様。


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将校用(歩兵中尉)になってしまいますが、徽章類はこのような感じだそうです。
将校用の襟章のフレームは真鍮の一体成型で、安全ピンが付いたバッジ型みたいです。



モーゼル拳銃用ホルスター

さて、国府軍といえば欠かせない武器が、C96、M1932などとバリエーション豊かなモーゼル拳銃ですが、今回は中国軍のモーゼルホルスターです。

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eBayで33ドルで購入

モーゼルはマルシンのM712 SDバレル搭載云々とかいうリニューアル品
メタルフィニッシュVerを買ったんですが、なかなかいい感じ。
実射性能も申し分なく、何度かヒットも取ってるいい銃です笑



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ホルスターにはこのように収まります。
ストラップの革の厚みがところどころ薄いところがあったりして、そこは安物だけにしかたないかな。
まぁ、この程度のものなら、適当な革の端切れで自作できそうなのでいいんですけど。




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側面は箱型構造で、バレルを収納する部分は筒状。
筒状部分のところは、そこまで固くないです。



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マガジンポーチにマガジンが入らないと焦った時の恥ずかしい図
(マガジンじゃなくてクリップを入れるんですよねコレ 4/29)



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裏側はY字型に革パーツが縫い込まれ、そこからDリングを介してストラップを接続しています。




さて、問題はこのタイプのホルスターが使われている実際の写真を見たことがないのが気になる所です。

抗日映画などでは散見されるのですが・・・

常徳映画


装備と武器の概観

 簡単に「抗日戦争期の國軍装備は、結局どんな感じなのか?」というところから、非常に簡潔にまとめてみます。
 個々については別途取り上げていきたいと考えています。



・軍服

 抗戦期の國民革命軍(國軍)の軍服は中山服をベースにした服ですが、いわゆる野戦服に相当するものは『軍常服』と呼ばれます。1936年に中央政府が『陸軍服制条例』を公布し、國軍の軍常服は従来の青灰色の中山服型からカーキ色(草色がかったカーキ・イエローグリーン)に変更されています。
 ただ実態としては条例の公布後も依然として青灰色の服が存置されており、特に地方軍などではその傾向が顕著でした。(条例は中央軍のみならず國民革命軍全体(旧軍閥の地方軍も含む)を対象としていました。)
 そのため基本的に國軍の軍服のカラーはカーキと青灰色の二つに大別されます。これは中国大陸の全てを掌握できるほど中央政府の統制が完璧でなかったことも原因の一つですが、実質的には予算不足と工業力不足によるものでした。

 中山服と同様に襟にホックがあり、襟を閉じて着用します。
 兵や下士の服は基本的に綿ですが、夏服は中山装の上着に半ズボンという出で立ちが多く、冬になると各自綿入れやコートを羽織っている写真なども見られます。

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 海外の再現写真ですが、イメージとしてはこのような草色がかったカーキが一般的なように思います。



德械着色

 着色写真のためどこまで参考になるかは不明ながら、青灰色の軍服を着用したドイツ式部隊の少年兵
 第二次上海事変に際して市民の激励を受けている様子



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 こちらも着色写真のドイツ式部隊
 ダークブラウンという解釈みたいです。




 しばしば青灰色の軍服は「八路軍の軍服」と思われがちですが、先述の通りそれは厳密には異なり、もともと清朝末期の新軍(或いは洋式軍)の服の色に由来し、やがてその北洋軍の力を背景に政権を掌握した北洋政府や地方の軍閥軍の服に継承されます。そして蒋介石がそれら北洋政府を打倒するために北伐を下命した国民革命軍の軍服の色もまた青灰色であり、さらに国民党との合作もあり黄埔軍官学校などで共同していた共産党軍も自軍の軍服の参考にしていく中で波及しており、青灰色が中国における代表的な軍服の色でもありました。(逆に言えば、大量の兵員を抱える中国国内で、兵士全てに軍服を大量供給できる被服廠と布地のストックが限られていた、とも言えるのですが。)

 そのような中で、1936年の陸軍服制条例は、中央政府にとって対立する諸勢力(反政府的な旧軍閥や共産党)と同じ色の服になることを避けるためにカーキにしたとも言われ、軍服の色が「一枚岩と言えない中国内部の事情」を反映するところがありました。

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 ドラマないしは映画などでは、観客に分かりやすくするために「国民党軍=カーキ」「共産党軍=青色」と衣装分けされることが多かったため、中央軍が草色・カーキ軍服で、八路軍や地方軍が青色というイメージはもたれやすいです。

 ビルマの英式部隊・雲南方面の装備については別途記載してみたいと思います。





・ヘッドギア

 帽子についても36年の条例により、中国語で「北歐滑雪帽」とも称される、ヨーロッパのスキー帽に由来する形状の軍帽が採用されます。北伐以前は制帽型の軍帽が着用されていましたが、ドイツ軍事顧問による指導の過程で、より実戦的かつ製造が簡単なこの帽子に順次更新されていきました。

 ボタンを外してフラップを下ろせるものもあれば、ただの飾りボタンになっているものもあります。



chinese nationalist army infantryman in combat uniform 1939

 南方ではフラップを省略してあご紐だけになったもの、北方では防寒帽も使用されています。




ヘルメットに付いては多種多様です。

 まず思い浮かぶのがドイツ軍型ヘルメット

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 國軍といえばドイツ式装備ですが、ドイツ軍のM35ヘルメットはその象徴的な存在で、ドイツから大量に輸出されています。 ヘルメット側面に青天白日のデカールが付きますが、無いものもあります。
 ドイツ式訓練を受けた部隊を中心に抗戦期の中央軍で使用されました。(ドイツの軍事支援以前は英Mk.Iを輸入・模造) M35ヘルメットは1936年までに31万5千個が輸入されました。ドイツからの供給が途絶えてからは、従来の英式ヘルメットや国産型が使われたりするケースもありましたが、地方軍を始めとする装備が不足した大半の部隊では、戦闘帽のみでヘルメットが支給されていないことが多くありました。
 なお、中国で製造された模造品もあります。





chinese soldiers on training field
 ドイツ式ヘルメットの輸入前の中央軍や、地方軍はこのような英式ヘルメット(Mk.I)が主流


 英軍のMk.IIヘルメットも駐印軍(インドで英軍の支援で訓練を受けたビルマ方面の部隊)などでかなり多く使用されています。
 また皿型ヘルメットも国内で模造生産もなされました。



1945年龙云的部队在昆明,第一排士兵是FN Mle 30射手,第二排士兵的腰带表明是副射手(头盔是法式钢盔,我的团长我的团里,一个滇军士兵戴过,名字我忘了)

 1945年に昆明で撮影されたもの。雲南軍閥の兵隊。手前にベルギー製FN Mle 1930軽機関銃(BARのベルギー型)が見えます。雲南は南が仏領インドシナで陸路での輸入ルートが存在。



 ビルマ方面のアメリカ式装備で訓練・編成された部隊ではそのままM1ヘルメットも使用されています。(実は厳密には異なる仕様)
 共産軍などでは鹵獲した日本軍ヘルメットから星の部分を取り外して着用している例もあります。




・銃火器

※( )内は国産型の名称

 小銃はモーゼルM1924、Vz.24などのマウザー系小銃や国産型(漢陽八八式、中正式)を使用しています。(Kar98kはあまり多くなかったとも)

 戦線や装備によっては、エンフィールドM1917、スプリングフィールドM1903(共にビルマ・雲南方面、戦後国境内戦期)、モシンナガン(独ソ戦前までのソ連からの支援物資 西北軍等に多かったとも)などの銃器もありますが、本土で一般的に目にするのはマウザー系や漢陽88式、中正式といった国産型でした。(これらの銃器がトイガンで無い異常、Kar98kで代用せざるを得ないのが現状)

 戦前に日本から中国に輸出したり現地生産、模造生産された日本製銃器(三八式、三○年式、十一年式機関銃など)は、張学良系の東北軍のような日本と縁のあった軍閥系地方軍や鹵獲した共産軍に多く見られます。

 サブマシンガンは中央軍では制式化されておらず、地方軍が主に使用していました。戦線にもよりますが、MP18やMP28、トンプソン(M1A1:戦争後期のビルマ等、M1921、M1928、及び山西省等での現地生産型)などが見られます。
 アメリカ製のトンプソン(M1921、M1928、については戦中は主にビルマ・雲南の米英式装備部隊で、中国国内では.45ACP弾を生産していなかったため7.63×25弾を使用する国産型トンプソン(マガジンや外部のパーツが異なる)が主流でした。


 拳銃はモーゼル大型拳銃(M712など)、ブローニングM1910、M1903、M1900が代表的ですが、外国製拳銃はかなりの数が用いられています。

機関銃は、MG08(二四式重機槍)、ZB26、ブレン、ブローニングM1917、マドセン、十一年式軽機(17式軽機槍) BAR(FN社型のピストルグリップのついたタイプ)など




トイガンとしての手に入れやすさや、ある程度の実射性能、中国軍らしく見える度合いも考慮すると、このあたりではないでしょうか。
カテゴリ「武器事情」も参照してみてください。

小銃
◎Kar98k (Kar98kそのものは全体的に見るとそこまで多くはないのですが、Vz24や中正式がモデルアップされていないため 中央軍等)
〇三八式歩兵銃(鹵獲もしくは中国製造型、輸出品など 主に東北軍(張学良系)や共産軍など)
○モシン・ナガン(中ソ合作で輸入 西北軍など)

・スプリングフィールドM1903A3 (雲南・ビルマ~国共内戦期 A1と共にA3もあった模様)
・M1カービン(ビルマや国共内戦期)


機関銃
◎ZB26(代表的)



短機関銃(中央軍は基本的に使用せず)
〇トンプソン (山西軍ではM1928を模倣した国産型が ビルマでは米国製M1も)



拳銃
◎モーゼルM712
◎ブローニングM1910、コルトM1903など小型拳銃(主に士官用)
・十四年式(鹵獲・模造品 共産軍など)
・ブローニングハイパワー(カナダのジョンイングリス社製の中華民國向け輸出型については1944年以降 英式装備等で使用)
○S&W M10(それなりにまとまった数は輸入・製造されていました)
・コルトガバメント、コルトM1917(主に米式装備)



・装備品とか





弾帯については。
小銃であれば基本的にはバンダリアでいいでしょう。

 


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 ドイツ軍のヘルメット、弾薬盒、背囊を着用した兵士(ドイツ軍型の弾盒はほとんどパレード・軍学校用)
 全軍的に見ると小銃手は布製バンダリアの使用率が高いです。

 トンプソン等の短機関銃やマウザーC96などであれば革製のチェストリグがよく用いられています。
 ビルマ方面では英軍のP37装備(英印軍向けインド製P37だと言われています)の使用も見られます。




 腰回りは革ベルトがあります。
 雑嚢については安価なドイツ軍や日本軍の雑嚢のレプリカを改造するのがいいかも。(独軍とも形が微妙に異なるのですが)

 共産軍等では鹵獲設定で日本軍のものを着用する手もあります。日本軍装備の着用については、「俺は日本軍と戦ったんだぞ」という古参ぶりをアピールできる格好のアイテムだったためか、好んで着用する共産軍兵士の写真は割と見かけますが、あまり着用しすぎると「日本兵装備をただ着けただけ」になってしまうので、バランス加減が重要かと思います。

 脚については、基本的に機械化の遅れている国府軍では、軍の移動は徒歩がメインなので、将校でも行軍・戦闘時はゲートルを巻きます。ゲートルは、日本軍と異なり、ぐるぐる巻くだけのいわゆるゴボウ巻きが多いようですが、日本の営内巻きのように折り返して巻いたり、二重に巻くなどばらつきがあるようです。士官は後方ではロングブーツ(騎乗兵科は戦闘時も)や革の短靴を着用していました。


 靴に関しては中華街で売ってるようなカンフーシューズに近いものを履いているようですが、必ずしも同じものではないので実際の写真と比較するのがよいかと思います。
 革靴ならばドイツ軍の編上靴が代用になりそうですが、中央軍のドイツ式師団以外ではあまり見かけません。(ホブネイルに馬蹄形金具などほぼ同型)
 キャンバスブーツの使用も見られるので、茶色や黒などの似ているブーツが揃えば代用になると思います。


 また靴が支給されずわらじやサンダルなんてケースもありますが、遊ぶ上では危ないので

WWII中国国民党軍(国府軍)装備

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海外通販の荷物が届きました


重さにして6キロ以上の装備品たちです




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今回、チームで国府軍(国民革命軍、國軍)装備を揃えてみました。
このカテゴリでは国府軍装備を中心にお送りいたします。


チームの変態装備軍団を中心に5名で揃えたわけですが、初めての連合軍側装備かもしれません。


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