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歐慶祥

Author:歐慶祥
(中文名は台湾の友人に名付けてもらいました)



Models:WW2を中心にAFV中心ですが、ストックがたくさんある積みモデラー。なんだかんだでドイツ戦車が多いです。最近は英軍戦車と歩兵の情景も作りたいと思案中。 艦船や航空機にもちょっかいだしてます。



Military:ちょくちょく軍装品集めてましたが、黒歴史化して放置したり処分したりで退却中。 たまにWW2中華民国軍をいろいろ(余波で英軍、現用台湾も)調べてはいます。




記事は筆者の知識不足もあり、随時加筆修正しています。お気づきの点ありましたら、指摘して下さると幸いです。

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ロンドン編その9 イギリス空軍博物館(5)

P2213998.jpg

 爆撃機ホールの中でもひときわデカく、目立つのがアブロ・バルカン爆撃機。少し前まではコスフォード館に展示されていたようですが、こちらに移動してきたのでしょうか。

 退役間近にフォークランド紛争が発生し、空中給油で英本土から長距離爆撃行を達成した逸話で有名ですが、低空侵入能力が高く、演習では米軍の哨戒をかいくぐってニューヨーク上空にゴールするほどの性能だったとか。




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 本来は核攻撃用途でしたが、通常爆撃任務だとこんなにもの爆弾を搭載できる凄まじさ。
 爆弾搭載量は10トン弱といったところですが、1000ポンド爆弾21発に相当します。WW2機で言えばSBDドーントレスの21機分の投射量になりましょうか。




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 行く時にエントランスがどこか分からず適当に入ったので、マイルストーン館は最後に。Me262が目に入ります。




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 あ、あれ?




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 F-35がなぜここに笑
 そして当然日本はありません





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 普通に触れそうな展示の仕方だったので、おそらくモックアップ機だと思われますが、エンジンは秘密みたい。(「フライト前にカバーを外せ」と)



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 ショップにも立ち寄ってみました。 日本でもおなじみの戦争映画もあれば、知らないものも。
 



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 プラモデルはイギリスだけあってエアフィックス製品がメイン。レベルもちらほらと。

 おもちゃやポスター、雑貨、書籍など空軍グッズが多数あって、どれもこれも欲しくなってしまいます。ちなみにロンドンパスを持っている場合、10ポンド以上の買い物をすると、パスを提示することで5%オフになります。博物館の入館は無料ですが、たまにこういう特典もあるのでロンドンパスを買った時は特典をよくチェックすることをオススメします。



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 夕暮れのスピットファイアとハリケーン。やはり英空軍といえばこの2機。



 そういえば、「バトル・オブ・ブリテンホール」(BOB時の英独伊の名機が展示されているホール)に行きたかったなぁ と思いつつも、辿りつけず。

 帰国後に地図の写った写真を見返してみると・・・




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 ピギャアアア



 本館と離れたところにありました。(赤いエリア)

 カフェとその看板が隣にあったので、大きなカフェかと勘違いしてしまいおもいっきりスルーしていました。
 Ju87もCR.42もみーんなそこにあったみたいです・・・。これは大失敗


 地図はよくチェックしておきましょう(戒め)



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 ノーザンラインの途中にカムデンがあるので途中下車し、カムデンタウンに行ってみました。アンティークマーケット狙いだったのですが、やはりイギリスの商店は閉店時間が午後5~6時と早くほぼ終了ムード。ましてや冬だと1時間くらい早めに終わってしまいます。




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 終了間近でいろんなフードコートが安売りを始めていたので、1切れ1ポンドのピザでお腹を満たします。立ち食いなので、これが寒い寒い。



 カムデンは次の日に向かうことにしました。



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ロンドン編その8 イギリス空軍博物館(4)

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いよいよやっと見ることができたドイツ機。メッサーシュミットBf109Gです。
アフリカ仕様の塗装でした。

 奥にあるB-17と比較してもそうですが、実際に見てみるとその機体のコンパクトさに驚かされます。

 「小型の機体に強力なエンジンを搭載するメッサーシュミットの設計思想が感じ取れた!」なんて言うと大げさですが、模型でもJu87に比較してあまりに小型だったのが意外に感じたのを思い出しました。

 しかしこの小じんまりとした機体に、20mmモーターカノンやらDBエンジンといったメカを詰め込んだ姿が好きなのです。


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 増槽の基部ってこうなってたのかー
 (いつか模型を作るつもりなのでパシャパシャと撮影)



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 B-17が複数機展示してあるのもスゴイですが、加えて座席に蝋人形が座っているんですね。



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 横に回ると、兵士たちが今まさに乗り込もうとしているところでした笑
 こういう蝋人形を使ったジオラマ風の展示は、イギリスの博物館ではスタンダードなのでしょうね。



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 こちらはフォッケウルフFw190の複座型 たしか練習機用途だったかな。



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 そしてまさか見られるとは思わなかった、フォルクスイェーガー(国民戦闘機) ハインケルHe162 A-2!
 驚くべきスピードで量産に移行したことで有名な大戦末期の急造ジェット戦闘機ですが、まさか現存機がここにあったとは。



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 こんなものも展示されていました。ドイツの誘導爆弾フリッツX
 連合国側に逃れようとしたイタリア戦艦ローマを撃沈したことでも有名ですが、米英の艦艇に対しても使用され被害を与えています。


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 誘導爆弾なので背面は噴射口などはなく箱型の尾翼のみでシンプルでした。



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 廃墟の展示エリアですが、「空襲の標的としての工場」ということで実際の瓦礫や当時の写真を等身大にした背景、破裂した水道管から水を流すなど力の入った展示がされていました。

 空襲というと日本やドイツの被害状況が最初に連想されますが、イギリスもBOBで熾烈な爆撃を受けた国だったことを思い出させる展示でした。




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 トレーラーハウスの中にあった教会。


 単に飛行機だけでなく、こうした航空戦史に関する展示にも手を抜かず丁寧に触れている点で、とてもおもしろい博物館でした。




ロンドン編その7 イギリス空軍博物館(3)

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スピットファイアのあった戦闘機ホールの次は爆撃機ホールへ
B-17の巨体がお出迎え



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圧倒的な大きさ
これは7.7mmの豆鉄砲でいくら撃っても堕ちなさそうだと実感しました




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B24も
こうした大型四発爆撃機が何機も展示されており、博物館のスケールの大きさに驚かされます
(このあと更に巨大な機体が)



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こちらは英空軍のフェアリー バトル爆撃機

開戦時にはすでに旧式化していたものの、フランスに進攻するドイツ陸軍を食い止めるべく多数の機体が昼間爆撃や偵察、架橋破壊任務にに投入され、対空砲火やドイツ軍機の反撃でかなりの損害を出してしまいました。1940年後半には前線から下げられ、標的曳航機などに使われています。

翼下に500ポンド爆弾を2発、もしくは爆弾倉に250ポンド爆弾を4発搭載しました。
なにげにマーリンエンジンII(1030hp)を搭載しているのですが、それでも413km/hまでしか出せませんでした。



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武装は右翼の7.7mm機銃1挺と、後部の7.7mm旋回機銃のみという貧弱さですが、第二次世界大戦で英軍機が初めてドイツ軍機を撃墜したのはバトル爆撃機の後部旋回機銃によるものでした。(1939年 Bf109を撃墜)




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横たわるハンドレページ ハリファックス爆撃機の残骸。

 これは第35飛行隊所属のW1048機で、1942年4月27日のドイツ戦艦ティルピッツ攻撃作戦に参加しました。
 この攻撃作戦でW1048機は1000ポンド機雷を投下して離脱を図るものの、ドイツ側の対空砲火を受けて損傷してしまいます。パイロットは機体をなんとかノルウェーのHoklingen湖の凍結した氷上に不時着させ、脱出した乗員はノルウェーのレジスタンスの協力でスウェーデンにたどり着くことができました。(ただし足を骨折していた機関士だけはドイツ側の捕虜になっています)

 その後に機体は湖の下に着底しますが、1973年になって地元ダイバーと英海軍の協力で引き上げ作業が行われました。(英本土までの輸送にはLCT(戦車揚陸艇)が投入されたのだとか)


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 激しい対空砲火の傷跡?それとも不時着後の損傷?



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 この機体の経緯とドイツ軍の対空砲火についての解説。

 本来英語では対空砲は"Anti aircraft gun"(AA Gun)と表記されますが、戦時中のドイツ側の対空砲火の熾烈さからドイツ語の"FLAK"はそのまま英語圏でも使用されています。(砲だけでなく「対空砲火」というニュアンスでも。 さすがに略元の"Flugabwehrkanone"は使われませんが。)またそこから転じて英単語としては「隙を与えないように次から次へと非難すること」「やかましい批判」というような意味もあるようです。
(このあたりは日本の英和辞書とかにも載ってるはず)



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銃座の風防ガラスはまだ一部残っています





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 このハリファックスとは関係ありませんが、イギリス軍がティルピッツ撃沈にどれだけ力を注いだかについて、関連するものとして5トン爆弾トールボーイなども展示されていました。 こんなバカでかい爆弾を対艦攻撃で落とそうと考えるアイデアにも驚きますが、Uボート用ブンカーを巨大爆弾で粉砕しようとするもともとの発想もたまげたものです。



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 ティルピッツの副砲の隔壁のパーツなのだそう。

 それにしても戦艦一隻の撃沈でここまで盛り上がれる欧州戦線、うらやましいぞー(ry






ロンドン編その6 イギリス空軍博物館(2)

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複葉機も多数展示されているのですが、知識が及びません笑





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ブリストル ボーファイターTF Mk.X

もともとは双発戦闘機として開発されたものの性能不足で、夜間戦闘機や雷撃機として活躍した機体。
"TF"は"Torpedo fighter"(戦闘雷撃機型)を意味します。



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双発重戦闘機とはいえ、ここまで大きいと思わなかったので、軽快な単発機と取っ組み合いは難しそうなのがよくわかりました笑




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こちらはブリストル ボーフォートで、ボーファイターの元になった双発雷撃機です。
魚雷など、どのような武装を積んでいたのかひと目で分かります。





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魚雷もただ置いているのではなく、運搬車とセットで置いているのが好印象




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航空機の外皮もなかなか見る機会ないでまじまじと



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ロッキード ハドソン
旅客機ベースの哨戒爆撃機でイギリスや中国にも供与されていました。
アジアで使用された英軍機が日本軍に鹵獲されて、陸軍航空審査部で調査され映画にも出演したりしてますね。



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エンジンはライトR-2600-29とのこと。
B25やTBFにも搭載されているものです。



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大型水上機もまるまる屋内に収納して展示してしまうほど大きい博物館です




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そしてスピットファイア





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と言ってもこれは1946年製造の"アルティメット スピットファイア"とも呼ばれる最終生産型のF24です。
プロペラ5枚に涙滴型キャノピーといい、もはや戦中型と印象が様変わりしています






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スピットファイアMk.V

こちらは見慣れたオーソドックスなタイプ



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メッサーと同じく内股開きの降着装置



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一見機銃に見えない形が逆にそそります笑




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キャノピー上のバックミラーも完備!



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搭載されているマーリンIIIエンジン



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ディテールアップ用にどうぞ(笑)





ロンドン編その5 イギリス空軍博物館(1)

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トラファルガー・スクウェアから地下鉄に乗ります。

次は"Royal Air Force Museum London"(イギリス空軍博物館ロンドン館)を目指します。
(RAF博物館はロンドン館の他にコスフォード館があり、ロンドン館の展示物としばしば入れ替えたりしているそうです。自分が行った時には、現存する唯一の五式戦闘機などはコスフォードに移動していましたが、かつてはロンドン館で展示していたようです。)


公式サイト:http://www.rafmuseum.org.uk/



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ノーザンライン(Northern Line)で最寄り駅のコリンデール(Colindale)を目指します。

ノーザンラインは途中のカムデンタウン(Camden Town)で分岐するので、エッジウェア(Edgware)行きの電車に乗ります。



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ロンドン市中心部から30分くらいでしょうか。
地下鉄も地上に出てきてしばらくするとコリンデール駅に到着します。



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駅を出るとこのような看板が。
バトル・オブ・ブリテンホールが見てみたかったので期待が膨らみます。


博物館はひたすら真っすぐ歩いて10分程度で到着する場所にあります。



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コリンドール付近は石造りのアパートが立ち並ぶ住宅街でした。



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しばらく歩くと、ヨーロッパに多い円形交差点であるラウンドアバウトがあるので、そこも直進します。

この時は、横断歩道がなかったり道路工事で一瞬どの道を進むのか焦りましたが、今まで来た道にそってまっすぐ前方にある、やや左にカーブしていくゆるやかな坂道を進めば到着です。




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大きな格納庫が見えて来ました。







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いよいよ入場です。 入館料は無料!

入り口に各ホールの案内図があるので、よく見ておいてください。(自分はこれをよく見ていなかったがためにこのあと大失態を・・・)




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駐車場でスピットファイアとハリケーンが低空飛行をしております笑




まずはなんとなく、戦闘機ホール&爆撃機ホールへ入ってみることに。


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まずは英空軍のキティホークIIIを堪能。
これはP-40のイギリス供与型で、K-1、L、M型に相当する機体。
英軍では初期のA、B、C型はトマホークと呼ばれ、D型以降からがキティホークと呼ばれます。
スピットファイアやハリケーンが注目されますが、米国から供与されたP-40も本土防空や北アフリカをはじめ、イギリスの戦線を支えた名機なのでしょうね。


子供のころは安直に零戦の「やられ役」程度にしか思っていませんでしたが、歳を重ねてくると、汎用性・生産性・運用状況などカタログスペックだけでは見えてこない特徴・活躍が見えてくるようになって、P-36やP-40、ハリケーンのような機体に愛着を持つようになってきたこの頃です。




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P-40の欧州機のようなスタンダードなデザインが好きです。




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ホーカー テンペストII

戦闘機として開発されたもののあまり成功せず、逆に戦闘爆撃機として活躍した機体で、Mk.IIではエンジンをMk.IではセイバーIVだったものをセントーラスIVにした関係で、エンジン下の空気取り込み口が無くなってすっきりした機首になっています。エンジン開発には鹵獲されたフォッケウルフFw190のものが参考にされたとか。

Mk.IIは対日戦に向けて用意された機体ですが、終戦で実戦参加は間に合わず、戦後インドやパキスタンで使用されています。



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保存状態がいいこともあるかもしれませんが、こういう降着装置ひとつを見ても、つい最近の工業製品のように見えてしまいます。



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ヤーボの展示が多いです




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ホーカー タイフーン1B

やはりヤーボといえばこのイメージが。
2000馬力級エンジンに20ミリ機銃4挺、おまけに1000ポンド爆弾2発も搭載して戦闘機並みの速度を出せる機体がポンポン出てくると、ノルマンディーの制空権を喪失したドイツ軍の苦労も忍ばれてしまいます。
零戦に見慣れていると、同じ単発機なのにその大きさに驚かされてしまいました。



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搭載武装も間近で見られるのがこの博物館のいいところ

3インチロケット弾で、よく対地攻撃で威力を発揮したイメージがありますが、戦車等に対する実際の命中精度はかなり低かったという話も。
それでもまるで野砲の砲弾のような大きさの弾頭を見ると、榴弾としての威力は侮れないのかも。




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これはモスキートの下に展示されていたモリンス6ポンド砲で、対艦攻撃に使われました。
ベースになったのは陸軍の6ポンド対戦車砲で57mm弾を連射します。




まだまだ展示は続きます



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