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歐慶祥

Author:歐慶祥
(中文名は台湾の友人に名付けてもらいました)



Models:WW2を中心にAFV中心ですが、ストックがたくさんある積みモデラー。なんだかんだでドイツ戦車が多いです。最近は英軍戦車と歩兵の情景も作りたいと思案中。 艦船や航空機にもちょっかいだしてます。



Military:ちょくちょく軍装品集めてましたが、黒歴史化して放置したり処分したりで退却中。 たまにWW2中華民国軍をいろいろ(余波で英軍、現用台湾も)調べてはいます。




記事は筆者の知識不足もあり、随時加筆修正しています。お気づきの点ありましたら、指摘して下さると幸いです。

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台北旅行記(10)


いよいよやってきた国軍歴史文物館(Armed Forces Museum)
ここに行きたかったがために台湾に来たと言っても過言ではないかも笑

展示物をたくさん撮ったんですけども、また詳しくは別の機会にしようかとおもいます。

IMGP2069.jpg

今回訪れた期間は、中華民國陸軍の機甲部隊に関する特別展示がありました。


IMGP2073.jpg

入口近くにもこんなユーモアのあるペイントがw



入館後、受付でパンフレットをもらいます。見学料無料^^
英語で日本人である旨を伝えると、英語版のパンフレットを貰えます。(中文でも漢字の意味で分かるんですけどね笑)
ちなみにスタンプラリーがあり、全部集めると記念品としてステッカーが貰えました笑



IMGP2098.jpg

北伐時に蒋介石が使用していた品

このように、中華民國建国後の健軍~現在の歴史を、展示品とジオラマを交えながらパネル展示しています。
1階が健軍期、2階が抗日戦と国共内戦期、3階が銃器展示や現代の國軍に関する内容でした。




IMGP2109.jpg

このように日本語の説明ボードが置かれているので、これを手に回れば中文が分からなくても展示内容を理解することができます。
実際、中文で書かれていても漢字でニュアンスは読み取れるので中国語ができなくても大丈夫でした。




IMGP2113.jpg

映像視聴コーナーでたまたま会った元軍人のおじいさんと1時間ほど話し込んでしまいました笑
戦前は上海で少年時代を過ごしていたそうで、「現地の日本兵は子供の自分にもおじぎしてくれるくらい礼儀正しかった。」と仰っていました。家が裕福だったため、国共内戦時には共産党軍を恐れてサンフランシスコに一家で避難し、後に台湾に戻って入隊したそうです。そして1958年に金門砲戦に参加して砲弾の破片で頭を負傷したらしく、「ここを触ってみなよ」と傷跡を指しながら当時を振り返り話してくれました。
当時もまだアメリカ製のスプリングフィールドM1903を使っていたそうです。

アメリカに住んでいたことから英語は書くことはできないが、話すことはできるようで、終始英語と漢字の筆談によるコミュニケーションでしたが、日本から一人で来てかつここにいることがよほど珍しかったようで、とても歓迎されてしまったのが少し恐縮でした笑


ちなみにこのあとさらに見学中だったアメリカ軍人の方も加わって三人で話してまして、この写真は彼に撮ってもらったのですが、とても有意義な時間でした。


IMGP2130.jpg

銃器の展示はかなり多く、「こんな銃も使ってたのか!」といろいろ発見があり面白かったです。



IMGP2155.jpg

 歴史問題については、本(それもあくまで日本側視点のもの)などをかじった程度の知識しか分からないので、具体的な論議については言及できませんが、この博物館で見た限りの台湾側の視点は「虐殺事件はある」としつつも、日本との関係や反共の立場もあってか、展示エリアも次の国共内戦に比べれば小さくまとめられていました。(展示されていた『百人斬りの軍刀』とされるものも個人的に信ぴょう性は怪しいと思うのですが・・・)
ただ一方で、国の示す建前と事実関係の議論は別の次元で考えなければならないと思いました。



 抗日戦争期の展示は、「当初、装備と兵力に劣った國軍がいかにして優勢な日本軍に打ち勝ったか。」というスタンスなので、日本軍の規模や戦術を過大に表現しているような気もしましたが、同じ戦闘をとっても『國軍にとっての勝利』か『日本軍の予定された撤退』かは、どちらに近い論者かによってかも大きく評価が異なるように思います。例えば両者の主張する戦死者数も、中国側はプロパガンダのために誇張し、逆に日本側も遺棄死体を重複してカウントしたりしているなどの点があるので、正確な情報すら掴みづらいです。
 日本においてはアメリカを始めとする欧米連合国との戦いが注視されがちな中にあって、日中間の戦闘に関する通史的な本も少ないように思います。 情報が少ないだけに、『日本側の情報が常に正しい』という固定観念にとらわれずに戦史を分析してみなくてはいけないのかもしれませんね。



IMGP2194.jpg

また展示に関しては、国共内戦は共産党による『叛乱』というスタンスが中華民國の立場をそのまま表しています。
こちらも抗日戦争と同じ広さのスペースを使って展示されていました。
台湾に移った後の交戦(金門砲戦や七・二一馬祖空戦など)についても絵画なども交えて展示されていました。




IMGP2283.jpg

銃器や火砲の展示は、マスケットから現用まで含めて豊富に扱っていました。
もうミリヲタ的にはたまりません。




IMGP2335.jpg

台湾の主力小銃である65式歩槍(T65)のレーザー光線を使った模擬銃を体験するコーナーもありました。
ただレーザーが出るだけなので、反動も音もありませんが、リアサイトの調整やセレクターは動くのでサイトを調整しつつ遊んでみたりしました。



IMGP2362.jpg

野砲のシュミレータールームも笑
たしか105mm(M2A1/M101A1)だったかな?
夜間砲撃のシュミレーターで、ボタンを押して発砲すると反動を再現して床が揺れ、スクリーンに砲弾と着弾の様子が写ります。
(砲撃のシチュエーションが海峡越しに見えたのは気のせいだったろうか?笑)



IMGP2352.jpg

台湾空軍の主力機F-16Aの大型模型。
個人的にはF-16より台湾の国産機であるF-CK-1”経国”の方がいい気がするんですけどどうなんでしょうか?笑




特別展示の機甲部隊特集へ


IMGP2373.jpg

台湾陸軍の主力戦車M60A3の105mmライフル砲の射撃シュミレーター!
索敵→照準→砲撃を体験できますが、静止目標はまだしも移動中の敵を狙うのは難しいです。(Panzer Frontと同じとはいかないw)
赤外線映像だったので、おそらく夜間射撃のものだと思います。M60A3は従来型より夜間戦闘能力が大きく強化されています。

第二世代戦車でもM60A3みたいな現行型だと搭載コンピューターが充実してるから、照準を合わせたら測距とか砲の仰角みたいな調整は自動でやってくれるものなのだろうか? それとも体験用は簡略化されてるとか?
聞いてみるべきだったか笑



IMGP2380.jpg

操縦シミュレーターもやりました。
まるで自動車のように動けます。
クラッチ操作はなかったので、オートマなんでしょうかね?
(WWIIの戦車が曲がり角でも方向転換に苦労してたりする逸話を聞くと、第二世代戦車でもこれだけ柔軟に動けるってすごいなぁ と思いました笑)




IMGP2376.jpg

展示を案内してくれた陸軍の下士のCさん。
日本から来たと知ると、シュミレーターから何から何まで案内してくれて、すごくうれしそうにしてくれてすぐ打ち解けてしまいました笑

「Can you speak English?」
「a little(笑)」

それでよく来れたねと言われたりもしたものの、筆談でカバーできるのです(笑)

この近くに軍用品店はない?と聞くと、すぐ近くにあることを教えてくれました。
やっと手がかりが見つかった!謝謝!






IMGP2381.jpg

そして見つけた軍用品店。
西門駅のすぐ近くにあったんですね。繁華街の方へ行ってしまったので、見落としてしまいました。


IMGP2382.jpg

『飛飛軍用品店』という國軍のPX品を扱っている店です。
ここで陸軍装備一式(7割くらいの装備)を8000円で入手。

M1型ヘル、ヘルカバー、服上下、弾帯、ブーツ、マガジンポーチ、水筒、図嚢といったところです。
ヘルのチンストやスコップ、サスペンダーが手に入らなかったのですが、これはまた次回にゲットしたいですね。
装備購入にあたっては親切にいろいろ教えてもらいました笑


WWIIモノも欲しかったので扱ってる軍用品店はないか?と聞いてみたところ、わざわざ検索して500m近くにあることを教えてもらいました。


IMGP2383.jpg

路易士(ルイス)軍用品店というらしいですが、定休日の模様。
帰りに先ほどの店員さんに言うと、「連絡先を教えてくれればあとで教えるよ」とのことで、ホテルと部屋番号を書き置くと、後で伝言が届いていたりしました。
こちらも本当に謝謝です。


IMGP2395_20111127022331.jpg


ホテルの交換台も伝言を翻訳するのに苦労したようです笑



IMGP2384.jpg

先日のお茶屋さんで呼び止められてまたお茶とリュウガンをいただくことになりました。
毎度毎度お世話になってなんだか申し訳ないです笑



IMGP2391.jpg

夕飯は地下街で牛麺を。
こちらの方はおいしかった。


IMGP2393.jpg

ミリタリー雑誌が450円w
ならばと國軍関係に関する本を1冊買ってみました笑


と3日目の台北でした。


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Comment

> m.美馬坂さん

"国際現代軽兵器"に展示されていた銃ですよね。
あのAKも東京マルイ製だったとは!w

AUGの他にもFA-MAS、MP5もありましたよね。
これは次回また訪問したときに確認してみたいですね!

軍史館の「海外小銃」コーナーには東京マルイのAK-74があったんですw
AUGもマルイのかもしれません。
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