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歐慶祥

Author:歐慶祥
(中文名は台湾の友人に名付けてもらいました)



Models:WW2を中心にAFV中心ですが、ストックがたくさんある積みモデラー。なんだかんだでドイツ戦車が多いです。最近は英軍戦車と歩兵の情景も作りたいと思案中。 艦船や航空機にもちょっかいだしてます。



Military:ちょくちょく軍装品集めてましたが、黒歴史化して放置したり処分したりで退却中。 たまにWW2中華民国軍をいろいろ(余波で英軍、現用台湾も)調べてはいます。




記事は筆者の知識不足もあり、随時加筆修正しています。お気づきの点ありましたら、指摘して下さると幸いです。

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ロンドン編その7 イギリス空軍博物館(3)

P2213920.jpg

スピットファイアのあった戦闘機ホールの次は爆撃機ホールへ
B-17の巨体がお出迎え



P2213922.jpg

圧倒的な大きさ
これは7.7mmの豆鉄砲でいくら撃っても堕ちなさそうだと実感しました




P2213923.jpg

B24も
こうした大型四発爆撃機が何機も展示されており、博物館のスケールの大きさに驚かされます
(このあと更に巨大な機体が)



P2213927.jpg

こちらは英空軍のフェアリー バトル爆撃機

開戦時にはすでに旧式化していたものの、フランスに進攻するドイツ陸軍を食い止めるべく多数の機体が昼間爆撃や偵察、架橋破壊任務にに投入され、対空砲火やドイツ軍機の反撃でかなりの損害を出してしまいました。1940年後半には前線から下げられ、標的曳航機などに使われています。

翼下に500ポンド爆弾を2発、もしくは爆弾倉に250ポンド爆弾を4発搭載しました。
なにげにマーリンエンジンII(1030hp)を搭載しているのですが、それでも413km/hまでしか出せませんでした。



P2213929.jpg

武装は右翼の7.7mm機銃1挺と、後部の7.7mm旋回機銃のみという貧弱さですが、第二次世界大戦で英軍機が初めてドイツ軍機を撃墜したのはバトル爆撃機の後部旋回機銃によるものでした。(1939年 Bf109を撃墜)




P2213930.jpg

横たわるハンドレページ ハリファックス爆撃機の残骸。

 これは第35飛行隊所属のW1048機で、1942年4月27日のドイツ戦艦ティルピッツ攻撃作戦に参加しました。
 この攻撃作戦でW1048機は1000ポンド機雷を投下して離脱を図るものの、ドイツ側の対空砲火を受けて損傷してしまいます。パイロットは機体をなんとかノルウェーのHoklingen湖の凍結した氷上に不時着させ、脱出した乗員はノルウェーのレジスタンスの協力でスウェーデンにたどり着くことができました。(ただし足を骨折していた機関士だけはドイツ側の捕虜になっています)

 その後に機体は湖の下に着底しますが、1973年になって地元ダイバーと英海軍の協力で引き上げ作業が行われました。(英本土までの輸送にはLCT(戦車揚陸艇)が投入されたのだとか)


P2213936.jpg

 激しい対空砲火の傷跡?それとも不時着後の損傷?



P2213937.jpg


 この機体の経緯とドイツ軍の対空砲火についての解説。

 本来英語では対空砲は"Anti aircraft gun"(AA Gun)と表記されますが、戦時中のドイツ側の対空砲火の熾烈さからドイツ語の"FLAK"はそのまま英語圏でも使用されています。(砲だけでなく「対空砲火」というニュアンスでも。 さすがに略元の"Flugabwehrkanone"は使われませんが。)またそこから転じて英単語としては「隙を与えないように次から次へと非難すること」「やかましい批判」というような意味もあるようです。
(このあたりは日本の英和辞書とかにも載ってるはず)



P2213940.jpg

銃座の風防ガラスはまだ一部残っています





P2213944.jpg

 このハリファックスとは関係ありませんが、イギリス軍がティルピッツ撃沈にどれだけ力を注いだかについて、関連するものとして5トン爆弾トールボーイなども展示されていました。 こんなバカでかい爆弾を対艦攻撃で落とそうと考えるアイデアにも驚きますが、Uボート用ブンカーを巨大爆弾で粉砕しようとするもともとの発想もたまげたものです。



P2213945.jpg

P2213946.jpg

 ティルピッツの副砲の隔壁のパーツなのだそう。

 それにしても戦艦一隻の撃沈でここまで盛り上がれる欧州戦線、うらやましいぞー(ry






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