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歐慶祥

Author:歐慶祥
(中文名は台湾の友人に名付けてもらいました)



Models:WW2を中心にAFV中心ですが、ストックがたくさんある積みモデラー。なんだかんだでドイツ戦車が多いです。最近は英軍戦車と歩兵の情景も作りたいと思案中。 艦船や航空機にもちょっかいだしてます。



Military:ちょくちょく軍装品集めてましたが、黒歴史化して放置したり処分したりで退却中。 たまにWW2中華民国軍をいろいろ(余波で英軍、現用台湾も)調べてはいます。




記事は筆者の知識不足もあり、随時加筆修正しています。お気づきの点ありましたら、指摘して下さると幸いです。

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ポーツマス(2) ドックヤードの他の艦艇

P2245355.jpg

 閉館まで時間がないとはいえ、ウォーリアだけ見て帰るのも勿体ないので外観だけでも他の船を見ていきます。

ヒストリックドックヤードにはウォーリアだけでなく王立海軍博物館や、HMSヴィクトリー、キャラック船メアリー・ローズ号といった著名な船が展示されています。(こうやって書いてて「やはりちゃんと一日かけて回るべきだった」とリベンジしたくなる…笑)


 また、ポーツマスは今でも英海軍の水上艦艇の6割以上が拠点とする軍港であり、現役の海軍施設も多く隣接しています。
 かつては軽空母インヴィンシブルなども見ることができたようですが(2011年解体)、2017年にクイーンエリザベス級が完成するまでは英空母を間近に見るのはお預けになりそうです。(2代目アークロイヤル以来、約40年ぶりの正規空母でしょうか)
(インヴィンシブル級で唯一残っているイラストリアスも今ではヘリ空母/揚陸艦という扱いだそうです。)



P2245349.jpg

 ウォーリアが泊まっている桟橋の隣には、二隻の小型船が停泊していました。
 一見地味な船ではありますが、これらは第二次世界大戦で活躍した小型艇で、航行可能になるまでレストアされここに展示されています。

 奥の灰色の艇は、英海軍のMGB81という「モーターガンボート」に分類される艇です。「ガンボート(砲艦)」といっても速度は毎時50マイル(43ノット)と高速で、モーターガンボートは「武装が咆哮兵器だけの魚雷艇」といった感覚に近いです。実際に英海軍では、モーターガンボート(機動砲艇)はMTB(モータートルピードボート、機動魚雷艇)と一緒に運用され、沿岸防衛や通商破壊、また枢軸軍の魚雷艇などとの戦闘に使用されました。
 武装も連装エリコン20ミリ機関砲や2ポンド ポンポン砲、中には動力砲座の6ポンド砲2門など強力なものを搭載しており、20ミリ機関砲が主流だったドイツ軍のSボートが武装の強化を検討する一因となっています。

 MGB81は1942年6月に完成し、43年には他のモーターガンボートが魚雷艇に改修されていく中で、最後までそのまま運用された艇でした。MGB81は1944年のノルマンディー上陸作戦でオマハビーチに上陸する米軍の支援任務に就いています。 


 一方手前にあるものは高速艇102号で、こちらは英空軍が運用した船です。空軍がこのようなボートを運用しているのは、洋上で不時着したり脱出した搭乗員を救助するためで、実際にバトル・オブ・ブリテン以降、終戦までに約10,000人の搭乗員がこうした船に救助されています。 戦争序盤、ドイツ軍の猛攻で航空機だけでなくパイロットの数にも余裕が無かったイギリスにとって、経験豊富なパイロットの数を維持することは重要な努力でした。

 またこの高速艇は、1940年にダンケルクからの撤退作戦にも参加しており、イギリス遠征軍の兵士を本土まで輸送しています。


P2245351.jpg

 港内ランチのD49 1956年建造のディーゼルランチですが、このランチの原型は1850年台の蒸気ランチにまで遡るのだとか。
 特別なイベント時にはゲストを乗せて航行するそうです。




P2245364.jpg


P2245367.jpg

 当時の軍港を歩いているような気分になります。




P2245372.jpg

 トラファルガー海戦、そしてネルソン提督の坐乗艦として名高いHMSヴィクトリー
 残存する世界唯一の戦列艦で、「現役の」イギリス海軍艦艇としては最も古いものとして有名です。

 しかしながら、ヴィクトリーは修復作業中で、マストも途中から無くなってしまっています。
 艦内見学もツアーで行うことになっており、時間的余裕が無く今回は外観のみ見ることにしました。






P2245408.jpg

 左舷に回ってみると、船体も修復作業が行われていました。
 搭載砲の一部が陸揚げされて展示されています。





P2245402.jpg

 ヴィクトリーは三層の砲甲板に104門を搭載した重武装型の戦列艦ですが、海上を航行させる大きな木造構造物という点でも鋼製船舶と異なる重厚感があります。




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 やはり戦列艦ならではの魅力はこの装飾が華やかな船尾や後甲板でしょう。
 防御が無い部分なので弱点でもありますが、海戦絵画や船舶絵画で戦列艦を後部から描いた構図はカッコイイですよね。



P2245409.jpg


 側にはネルソン提督の像があり、フェンスの後ろは英海軍の施設になっています。


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 ヴィクトリーの脇にはモニター艦M33がドックに展示されています。

 M33は1915年に建造された艦で、第一次世界大戦のガリポリの戦いやロシア革命に対する干渉戦争に参加しています。
 第一次世界大戦を経験したイギリス艦艇で現存しているものは、ベルファストにある軽巡HMSキャロライン、テムズ川でレストランとして使われているフラワー級スループのHMSプレジデントとこのM33の三隻のみとなっています。


P2245383.jpg

 第二次世界大戦直前期にハルク船となったり、戦後は浮き事務所として使われるなどしたのち、1984年にレストアされて今に至るようです。
 



P2245385.jpg

 M33の後ろには45型駆逐艦/デアリング級/D級駆逐艦が。
 現在の英海軍の主力防空艦ですが、ナンバーをよく見ていなかったのでD33ドーントレス?それともD36ディフェンダーなのか分かりません笑
 何か甲板で工事しているようにも見えるので、2013年3月21日に就役したD36なのかもしれません。(この時は2月下旬)




P2245395.jpg

 支援艦のひとつでしょうか 現役艦艇だとは思います





P2245422.jpg

 ミュージアムショップもいくつかあります。




P2245418.jpg

 セントー級空母ハーミーズの模型がありました。大戦型空母を戦後も改装して延命しながら使用してきた老艦ですが、インド海軍でもうしばらく運用される見込みです。



P2245426.jpg

 2005年に完成したポーツマスの新しいランドマークタワー スピンネーカータワー(高さ170m、船のマストをモチーフにしたとか)
 タワーを眺めながら、この地を後にしました。





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