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歐慶祥

Author:歐慶祥
(中文名は台湾の友人に名付けてもらいました)



Models:WW2を中心にAFV中心ですが、ストックがたくさんある積みモデラー。なんだかんだでドイツ戦車が多いです。最近は英軍戦車と歩兵の情景も作りたいと思案中。 艦船や航空機にもちょっかいだしてます。



Military:ちょくちょく軍装品集めてましたが、黒歴史化して放置したり処分したりで退却中。 たまにWW2中華民国軍をいろいろ(余波で英軍、現用台湾も)調べてはいます。




記事は筆者の知識不足もあり、随時加筆修正しています。お気づきの点ありましたら、指摘して下さると幸いです。

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フランス編その5 ル・ブルジェ航空宇宙博物館(3)

P2275810.jpg

 第二次世界大戦で使用されたフランス製戦闘機であるドヴォワティーヌ(ドボワチン)D.520。
 前世代機のモラーヌ・ソルニエMS.406やアメリカ製P-36などと共にフランス戦闘機隊の主力としてドイツ空軍と交戦した機体です。

 この機体が見られたのは大きな収穫でした。(帰国後、タミヤから発売されている1/48キットを衝動買いしてしまいました笑)
 
 主翼に7.5ミリ機銃が合計4挺、プロペラ軸内に20ミリモーターカノンが搭載されています。




P2275812.jpg

 撃墜されるドイツ軍機が描かれたバックスクリーンと共に勇ましく展示されています。

 見ての通りコックピットが主翼より後方に配置され、さらに座席の高さが調整できるようになっていたため、下方視界が良好だったそうです。またフランス戦闘機としては数少ない20ミリ機関砲搭載機であったため、しばしば対地攻撃にも用いられました。
 一方でコックピットの前に機体が長く突き出ているために、離着陸の際には視界が妨げられて不便だったようです。




P2275811.jpg

 引き込み脚もMS.406より洗練され、また舗装されていない野戦滑走路からの離陸も考慮して幅広の低圧タイヤが取り付けられるようになりました。
 
 機体もMS.406がホーカー・ハリケーンのように半分布張りだったのに対し、D.520ではほとんど金属製に進歩しています。(ただし尾部の一部とエルロンは布張り。)
 それでも生産性はかなり向上しており、整備性と信頼性も高かったと言われています。

 搭載していたイスパノ・スイザエンジンが930馬力と若干非力だったこともあり、メッサーシュミットBf109などのライバル機に比べ速度で劣っていましたが、コックピット周りの装甲化や、パイロットが手元で操作できる圧縮空気式の消火システムなど独創的な防御構造を備えていました。






P2275815.jpg

 そしてさらに目玉が。

 「おおっ!! ハインケルHe111じゃないか!?」







P2275818.jpg

 ・・・と思いきや、これはスペイン空軍のCASA 2.111という、He111をスペインでライセンス生産したものになります。
 エンジンも戦後1953年にロールスロイス製マーリン500エンジンに換装されています。






BOBHe111.jpg



BOBHe1112.jpg


 CASA 2.111といえば映画『空軍大戦略』や『パットン大戦車軍団』でドイツ空軍のHe111役として出演していることで有名ですよね。





P2275816.jpg

 一見するとHe111と大差無いように見えますが・・・





P2275819.jpg
CASA2.111


12.jpg
He111


 マーリンエンジンを積んだことでエンジンカウルやエアインテークが下に大きく突き出ております。(これはスペイン空軍のBf109でも同じ現象ですけれども)

 ただ、生きているHe111の映像として『空軍大戦略』のシーンが頭に染み付いている筆者としては、CASAの方が印象に残ってしまってもいます笑





P2275821.jpg

 大きな鳥かごのようなガラス張りの窓、個人的にこの時代の爆撃機で一番好きな構造物はここです。





P2275826.jpg

 大きなタイヤを華奢なパイプでつなぎ、爆撃機の巨体を支えているようにも見えて不思議な気分に




P2275876.jpg

 双発の中型爆撃機と言っても、後ろに回って見てみると、その機体の大きさを実感します。
 『空軍大戦略』の最初の閲兵シーンでも、たしかに搭乗員やキューベルワーゲンと比較して大きかったですよね。



P2275877.jpg

 ツギハギしたような尾部の構造も味があっていいですね。




P2275829.djpg

 フランスでもドイツ軍地上部隊を苦しめたP47もありました。




P2275832.jpg

 合計8挺もの50口径機関銃を搭載しているので、瞬間火力はすさまじいものだったと予想されます。

 機銃の配置が段差をつけてズラしてあるのは、それぞれの機銃の弾倉が干渉しないようにするためかしら?




P2275836.jpg

 こちらもヤーボや護衛戦闘機としてドイツ軍を悩ませたP51。
 SPRでラメルの橋に降りた天使ですね()




P2275845.jpg

 スピットファイアもありました。
 これはMk. XVIで1944年に生産された型になります。

 スピットは武装によって主翼形状も異なる機体ですが、こちらは20ミリ機関砲とその隣に50口径機関銃を搭載したEウィングになります。




P2275852.jpg

 こちらも状態はかなりよさげ




P2275850.jpg

 ドイツ空軍がフォッケウルフFw190を投入しスピットが一時期惨敗したことを受けて、対策として性能向上を図ったMk.IVが生産されますが、搭載する新型のマーリンエンジンの供給に不安があったため、アメリカ製マーリンエンジンを搭載して作られたのがこのMk.XVIです。

 しかし微妙にエンジン構造が違うことから、本来のMk.IVとエンジン周りの張り出しなどが異なるんだとか。



P2275875.jpg

 そんなスピットを苦しめたフォッケウルフFw190ですが、後期型の一つであるFw190A-8がありました。



P2275863.jpg

 V-1もあります。
 北フランスからロンドンに向けて発射されたという意味では、フランスにとってもいろいろ縁のある兵器なのかもしれません。




P2275864.jpg

 こういう部分を見ると「爆弾に動力を取り付けた」とするコンセプトも解るので、「飛行爆弾」の名称の方がしっくりくるようにも思いました。




P2275860.jpg

 ビュッカー Bü181 ベストマン初等練習機
 なかなか珍しい機体です。
 練習機としてだけでなく、連絡や偵察にも用いられました。

 1945年3月にはソ連軍の侵攻を食い止めるべく、あらゆる対戦車兵器をかき集める名目でBü181も動員され、両翼にパンツァーファウストをマウントして対戦車攻撃機にしたり、50キロ爆弾3発を搭載して夜間の嫌がらせ爆撃機に改造されたりしています。
 またそれらは実戦に投入されそれなりの戦果を挙げたとも言われますが詳細は不明です。いずれにせよ無茶な改造と任務により大きく損耗したようです。
(後日、ベルリンの博物館でパンツァーファウスト搭載型のBÜ181を見ることできました。)




P2275881.jpg


P2275882.jpg


 チケットを購入していると、このようなDC-3/C-47のシュミレーターや内部見学をできたみたいですが、時間がなかったので断念。




 ル・ブルジェの最後は、軍用機とは違う展示を見て行きたいと思います。


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