
ティアガルテンからSバーンでシュパンダウ駅(Spandau)に到着し、タクシーに乗車。
シュパンダウにはかつて造兵廠があり、MG08の主要な生産地のひとつでした。そのため、MG08の「シュパンダウ機関銃」というニックネームの由来でもあります。

旧ガトー(Gatow)空軍基地にある、ドイツ連邦空軍博物館にやってきました。
ガトー基地のあるシュパンダウ地区はベルリン西部にあり、1945年のベルリン戦では8.8センチ高射砲を有する空軍士官候補生らと国民突撃隊の混成部隊がこの基地付近でソ連軍と交戦しています。

受付は簡素なプレハブ小屋

まずはC-47を現地指導

オーストラリア空軍機でした。

シュパンダウ地区は戦後イギリスの占領地区だったので、ガトー空軍基地は英空軍が使用していました。

帝政ドイツ時代の気球部隊

ドイツ空軍の変遷と共に制服や模型が展示されており、英仏など諸外国のものも合わせて展示されていました。

リヒトホーフェンコーナー

あっ

探照灯部隊の配置情景

ホンモノかどうかは分かりませんが、ゲーリングの制服はいろんな所にありました。
それにしてもニュルンベルク裁判の写真を使われてしまうとか、かわいそう。
(個人的にゲーリングの政治的なバランス感覚とか憎めない人柄には好感を持っているのですが。)

エニグマ暗号機の実機
左にあるのは暗号機に使われたローター

ドイツでも大戦末期には物資が欠乏し、前線で様々な代用グッズが使用されていたようです。

珍しい代用編上靴
革靴が壊れても補充できなかったため、布や木材で作って代用されたものだそう。
手先の器用な兵隊か部隊の靴修理工などが作ったのでしょうか。

廃材で作ったマリア様
やがて東西冷戦コーナーへ

東独

西独
東西のクローゼット対決も

東独

西独
さらに東西のおもちゃ対決も

ソ連や東独がメインの東独の玩具に対して

西独は普通にメッサーのような大戦機や88も。

東西統一直後、連邦軍に編入された旧国家人民軍の写真とマネキン
ゴミ箱に捨てられる同志ホーネッカーがシュール
後半は実機展示になります。(つづく)
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